MMJプロデュース公演

しばしとてこそ

新国立劇場 小劇場
2025年221日(金)~32日(日)
大歳倫弘 (ヨーロッパ企画)
演出・美術
小沢道成
出演者
阿久津仁愛 押田 岳 坪倉康晴 小島梨里杏 富山えり子 中川晴樹 安西慎太郎 池津祥子 大鷹明良

INTRODUCTION イントロダクション

新進気鋭の大歳倫弘 (ヨーロッパ企画) ×
小沢道成と
豪華キャストによる新作、
新感覚ディープコメディを
新国立劇場 小劇場にて上演!

本作は、「卒業するタイミングは自由に自分で決めることができる」という世界を軸に、コミカルかつ挑戦的に描き出す意欲作。
3年で卒業せずに〈N学年〉に進級することを自ら選択する3人組の高校生役を、注目の若手実力派俳優=阿久津仁愛、押田 岳、坪倉康晴が演じます。そして進級したクラスで彼らを待ち受けるクラスメイトや教師には、小島梨里杏、富山えり子、中川晴樹、安西慎太郎、池津祥子、大鷹明良という、またとない豪華な顔合わせが実現しました。
脚本は、オリジナリティ溢れる発想・展開・台詞が魅力、ノンストップコメディの鬼才=大歳倫弘(ヨーロッパ企画)、演出・美術は、第31回読売演劇大賞3部門受賞、どのような空間でも想像を超えたアイデアで劇世界を創造していく新時代の総合芸術の旗手=小沢道成が手がけます。
次世代の演劇界を担う2人が初めてタッグを組み、この精鋭ぞろいのキャスト陣とともに、にぎやかで次々と様相を変えてゆく新感覚のディープコメディを新国立劇場 小劇場ならではの空間と演出でお届けいたします!是非ご期待ください!

STORY ストーリー

いつの頃か、学校制度における〈卒業〉は自分自身決断する行事となっていて、高校の3年制はもはや標準的なガイドラインでしかない時代。
ダイチ・ミツル・タクロウの仲の良い3人組は、いよいよ3年生の終わりが近づいたある日、卒業のタイミングを自由に選べる〈N学年〉にそろって進級し、「もう少しだけ……」と、〈やり残したこと〉に一緒に挑戦してから卒業することを決意する。
……恐る恐る足を踏み入れた〈N学年〉の教室にいたのは、年齢不詳の生徒から30代、40代、50代……最年長は60代の生徒。そして、混沌とする教室で翻弄される若い担任教師。ダイチたち3人だけでやり遂げるはずだった大切な〈卒業イベント〉に、なぜか次々と介入してくるこのクセ強なクラスメイトたち。
彼らはなぜ卒業しないのか?そして、それぞれの「卒業」への思いと選択とは―?

CAST キャスト

STAFF スタッフ

大歳倫弘 (作)

「なんとなく学校のお話がいいと思うんです」。そう言いながら、演出の小沢さんが教室っぽいイラスト描きはじめたのを見て、あ、この人も「なんとなく」という感覚を大事にしている人だ、と嬉しくなったのを覚えています。

この時代、「なんとなく」という言葉に寄りかかってモノ作りができるのは、非常に稀なことで、そんな素敵な企画に携われた喜びを噛み締めつつ、いろいろと話し合いながら、このすこし不思議な学校のお話ができていきました。僕が小沢さんの描くイラストを見つめていたときの、喜びというか、ホッとしたような感覚が、たくさん詰まっていますので、ぜひ、みなさまにも味わっていただければと思います。

小沢道成 (演出・美術)

高校を卒業するタイミングは、自由に自分で決めることができる────

といった世界線のアイデアを大歳さんから聞いた時、僕の心が躍りました。

そこには様々な年齢の生徒達がいるということです。一体、何が起こるんでしょう。

上下関係はあるのか、どんな悩みを抱えた者がいるのか、なぜ卒業をせずにその場所にいるのか。あまりにも自由なその世界観に、僕の想像と遊び心は膨らむばかりです。

物語に合わせ、年齢も個性も豊かな大好きな俳優さん達に集まっていただけました。みなさん、物語の中では同級生。大人と呼ばれる人達が、子どものようにはしゃぎ回る、「ど」がつくほどの青春演劇も観てみたいなあ。そんな想像も膨らませながら、新国立劇場・小劇場の空間にどんな演劇が新たに生まれるのか楽しみに挑みたいと思います。

  • 上演脚本:小沢道成
  •  
  • 音楽:西崎ゴウシ(カルモニカ from Calmera)
  •  
  • 音響:中村嘉宏
  • 照明:本田純也(HAK)
  • 衣裳:西川千明
  • ヘアメイク:鶴永チヒロ
  • 演出助手:有坂美紀 保坂麻美子(キ上の空論)
  • 舞台監督助手:岩谷ちなつ
  • 舞台監督:大鹿展明
  •  
  • 宣伝美術:藤尾勘太郎
  • 宣伝PR:る・ひまわり
  • 公式サイト:友光徳明(ダダデリック)
  • 票券:野田紅貴(カンフェティ)
  •  
  • 制作:宮寺加奈 大川望美
  • 制作助手:髙橋 宙
  • プロデューサー:池邉里枝
  •  
  • 企画・製作:メディアミックス・ジャパン(MMJ)

INFORMATION 公演情報

2025年221日(金)~32日(日)
全15公演

アフタートーク開催日程、登壇者

2月22日(土)18:00公演 終演後
小沢道成(演出) / 阿久津仁愛 / 押田 岳 / 坪倉康晴

2月24日(月・祝)13:00公演 終演後
小島梨里杏 / 富山えり子 / 中川晴樹 / 池津祥子 / 大鷹明良

2月26日(水)19:00公演 終演後
阿久津仁愛 / 押田 岳 / 坪倉康晴 / 中川晴樹 / 安西慎太郎

新国立劇場 小劇場
東京都渋谷区本町1丁目1番1号

TICKET チケット

(全席指定・税込)

S席
¥9,800
A席
¥7,800
カジュアル
シート
¥2,800

チケットに関しての注意事項

※本公演会場は、客席が2方向からステージを挟むセンターステージ型となります。お座席による見え方の違いをお楽しみ下さい。

※カジュアルシートは、当日券のみの販売となります。舞台の一部が見えづらい場合がございますので、予めご了承下さいませ。
ご希望の公演日当日の午前10時より、専用お申し込みフォームにて、先着順で予約受付いたします。
(お申し込み方法の詳細は後日公式HPにてお知らせいたします。)

※未就学児のご入場はご遠慮ください。

※営利目的でのチケットのご購入ならびに転売は固くお断りいたします。

※車椅子でご来場のお客様は予めチケットをご購入の上、ご観劇の前日までにカンフェティまでご連絡ください。

※公演中止など主催者がやむを得ないと判断する場合を除き、お客様のご事情によるチケットの払い戻しはいたしません。

公式HP先行(抽選)
受付期間

1/15(水) 19:00~1/19(日) 23:59

販売URL

http://confetti-web.com/@/shibashi

プレイガイド先行(先着)

※カンフェティは座席選択あり

販売期間

1/25(土) 10:00~1/30(木) 23:59

販売店

カンフェティ

http://confetti-web.com/shibashi

イープラス

https://eplus.jp/shibashi/

ローソンチケット

https://l-tike.com/shibashi/

チケットぴあ

https://w.pia.jp/t/shibashi/

一般発売
販売期間

2/1(土) 10:00~2/17(月) 23:00

販売店

カンフェティ

http://confetti-web.com/shibashi

イープラス

https://eplus.jp/shibashi/

ローソンチケット

https://l-tike.com/shibashi/

チケットぴあ

https://w.pia.jp/t/shibashi/

当日引換券
販売期間

2/17(月) 23:00~各公演前日 23:00

販売URL

http://confetti-web.com/@/shibashi

NOTICE 公演に関するお知らせ

上演時間について

約90分〜100分(途中休憩休憩なし)

ダイチ役 阿久津仁愛 あくつ にちか

Comment

物語の設定にとても魅力を感じました。台本を読んで、"青春"を感じました。ダイチの気持ちにも共感できる部分が多く、登場人物それぞれの想いとすれ違いに、まさに青春のひとコマが詰まっていると感じました。幅広い世代のキャストが集まっているので、稽古場では日々新しい発見があり、とても楽しく刺激的な時間を過ごしています。小沢さんの演出や、共演者の皆さんのお芝居を間近で見ることで、学びの毎日が続いています。センターにステージが配置されているため、役の立ち位置や動きにかなり悩みながら稽古を重ねていますが、それがまた面白く、発見の連続です。毎回同じシーンでも微妙に変化があり、その度に新たな気づきがあります。考えさせられたり、感じることができるような作品をお届けできればと思っています。さまざまな角度から楽しめる舞台ですので、何度でも観たくなるような作品を作り上げていきたいと思います。

Profile

2014年に第27回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリを受賞し、芸能界入り。2016年にはミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンで越前リョーマ役に抜擢され、俳優デビューを果たす。以来、舞台を中心にドラマや映画など幅広く活躍している。近年の主な出演作には、ドラマ『BLドラマの主演になりました クランクイン編』(2024年/EX)、『バントマン』(2024年/東海テレビ)、『D&D 〜医者と刑事の捜査線〜』(2024年/TX)、舞台『HUNTER×HUNTER THE STAGE』(2023・2024年)などがある。

ミツル役 押田 岳 おしだ がく

Comment

多くの決断が迫られる社会の中で、本当の意味で自分の選択をできている人間が何人いるでしょうか。 「高校卒業」というタイミングを通して、それぞれのキャラクターの人生観が浮き彫りになるとても興味深い内容だと思いました。毎稽古気づきがたくさんあり、日々流動的に変わっていくみなさんのお芝居や演出に勉強させて頂いてます。作品って、役とおなじく生きているんだなと感じる日々です。 僕もこの物語の世界の1人として役割を果たしたいと思います。何かこの作品のテーマみたいなものを受け取って楽しんでもらうこともできると思いますが、純粋に個性豊かなキャラクター達の生活を楽しく盗み見していただけたら嬉しいです。楽しい作品を作って劇場でお待ちしております。

Profile

2016年、早稲田大学在学中に第29回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞、芸能界入り。2018年「仮面ライダージオウ」に明光院ゲイツ役で出演し注目を集め、ジャンルを問わず様々な作品に出演している。近年の主な出演作にドラマ『コスメティック・プレイラバー』(24)、映画『水平線』(24)、映画『ファストブレイク』(24)、舞台『巌流島』(23)、舞台『西遊記』(24)、舞台『劇走江戸鴉〜チャリンコ傾奇組〜』(24)などがある。

タクロウ役 坪倉康晴 つぼくら こうせい

Comment

コメディ要素だけでなく、それぞれにある目標や目的が個々にピックアップされているとても面白い作品になっていると思います。 自分自身も、タクロウという役を通してこの高校生活を全力で楽しみたいと思います! 本当にそれぞれ個性豊かな高校生ですよ! 360度舞台は演じる側も緊張感がありますが、皆様が楽しめるよう自分も楽しみながらこの作品をお届けします。 どうぞ四方八方からお楽しみ下さい!

Profile

2019年より「劇団番町ボーイズ☆」のメンバーとして、劇団公演に出演するほか、舞台・ドラマ・声優など幅広く活躍。近年の主な出演作に、舞台『魔法使いの約束』シリーズ(ネロ役)、ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』 ~One More Time~ (主演・長谷川康太役)、舞台『東京リベンジャーズ ―天竺編―』 (九井一役)など。2025年1月~TVアニメ第2期「UniteUp! -Uni:Birth-」に声優として若桜潤役で出演するほか、2025年4月には舞台 『青のミブロ』主演・ちりぬにお役が控える。

チヒロ役 小島梨里杏 こじま りりあ

Comment

にやにやしましたし、涙もしました。 稽古でもにやにやしていますし、首と心を少しばかり傾けながら、答え探しをしています。 人間をこれからもやっていく上で、私たちにいろんなヒントを与え、また、だれかの心を解き放つきっかけになれたらなぁ、なんて今はそう思っています。 劇場でお会いできること、楽しみにしております。

Profile

2014年に『烈車戦隊トッキュウジャー』で戦隊ヒロインに選ばれ、その後ドラマ『表参道高校合唱部!』『子連れ信兵衛』『3人のパパ』に出演。 2016年『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』で映画初主演。その他出演作に『初恋不倫』、『旦那のアレ、もらってください』、『 恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK 』、『天才てれびくんYOU 』や『DAM CHANNEL』ではMCを務めるなど、俳優業の他にバラエティでも精力的に活動中。

ユメ役 富山えり子 とみやま えり子

Comment

十数年前、役者として初めてオファーをくれたのが当時劇団の先輩だった小沢さんでした。時を経て、またこうしてご一緒できるのをとても嬉しく思います。しかも、お芝居を始めたときの欲望のひとつだった"学園もの"で、また制服を着ることができるなんて、人生は面白いものです。稽古場は、ひとつのクラスのような不思議な一体感が生まれています。人生最後かもしれない"学校生活"を楽しみぬきたいと思います。

Profile

2010 年 劇団鹿殺し『電車は血で走る』で「楽隊」メンバーとして初舞台を踏む。以後舞台を中心に、映画、テレビドラマにも出演。最近の主な出演作品は、【映画】『最後まで行く』『逆光』『宇宙でいちばんあかるい屋根』、【ドラマ】『大奥』『箱庭のレミング』『スーパーサラリーマン左江内氏』『海月姫』『ごめんね青春!』、【舞台】『ワタシタチはモノガタリ』『メディスン』『サモエド』『モグラが三千あつまって』『クランク・イン!』『ザ・ウェルキン』『友達』など。2025年にはテレビ東京開局60周年特別企画ドラマ『晴れたらいいね』の放送が控えている。

ワタナベ役 中川晴樹 なかがわ はるき

Comment

僕の所属するヨーロッパ企画がまだ同志社大学の学生団体だった頃、メンバーがほぼ卒業して、それでも大学の稽古場や備品を使わせてもらう為には新入生を入れねばならず、そこで我々は入学式に潜り込み、イベントサークルと偽って新入生を勧誘。その時に入団したのが、今回の脚本家である大歳君です。彼の脚本で新国立の舞台に立つことになるとは。感慨深いです。

Profile

劇団「ヨーロッパ企画」所属。映像作品や舞台への出演も多数。脚本と監督を務めた短編映画『恋する極道』が、「那須国際映画祭・那須アワード2015」でグランプリを獲得。近年の主な出演作品に【舞台】『鴨川ホルモー、ワンスモア』【映画】『とべない風船』、『POP!』【ドラマ】『ブギウギ』(NHK)、『今際の国のアリス』(Netflix)などがある。

スズキ役 安西慎太郎 あんざい しんたろう

Comment

最高に面白い本と最上の演出家・素晴らしいキャスト・スタッフの元、日々稽古をしております。 没入しやすい世界の中で、いつの日かこぼれ落ちてしまった"あの時の何か"を再び拾い上げられるような、それは懐かしいような、新しいような、はたまた笑えるような、そんな作品になるのではないかと思っています。 ライトに見える世界の中で沢山笑って、沢山持ち帰って頂けたらと思います。 どうぞ宜しくお願い致します。

Profile

パフォーマンスコースのある高校で3年生のときから学校で芝居やダンスを学び始める。 デビュー後は舞台『コーパス・クリスティ 聖骸』にて初舞台を踏む。 2020年には自身で企画・プロデュース・主演を務めた一人舞台『カプティウス』を上演した。 近年の主な出演作品に【舞台】『象』、劇団時間制作10周年記念公演『哀を腐せ』、『時をかけ・る~LOSER~』、「三人芝居『怪物の息子たち』」、KOKAMI@network vol.20『朝日のような夕日をつれて2024』、『演劇【推しの子】2.5次元舞台編』、【映画】『真夜中のキッス』(佐向大監督)、『母と牛と』(山西竜矢監督)など。

セワ役 池津祥子 いけづ しょうこ

Comment

今、ワクワクしながら猛稽古の毎日です。大歳さんが描かれた、面倒ながらも愛おしい登場人物達を、明快なビジョンとハッピーオーラで演出していく小沢さん。カラフルで魅力的な芝居を繰り出す共演者の皆さん。そして頼もしく温かなスタッフ陣。この心強いチームで「青春」を駆け抜けます! 劇場でお待ちしております!

Profile

1990年より大人計画に参加。同年、舞台『絶妙な関係~Live At 秘宝館』(松尾スズキ 作・演出)で初舞台を踏む。近年の主な出演作品に、【舞台】『峠の我が家』(24/岩松了作・演出)『ドクター皆川~手術成功5秒前~』(23/細川徹 作・演出)『宝飾時計』(23/根本宗子 作・演出)『広島ジャンゴ2022』(22/蓬莱竜太 作・演出)『Birdland』(21/松居大悟演出)『フリムンシスターズ』(20/松尾スズキ 作・演出)【映画】『さよならモノトーン』(23/神村友征監督)『朝が来る』(20 /河瀬直美監督)『風の電話』(20/諏訪敦彦監督)【ドラマ】『世にも奇妙な物語‘24冬の特別編 第1回田中家父親オーディション』(CX)『マウンテンドクター』(KTV)『作りたい女と食べたい女』(NHK)『やさしい猫』(NHK)『だが、情熱はある』(NTV)『エルピスー希望、あるいは災いー』(KTV)などがある。

アサオカ役 大鷹明良 おおたか あきら

Comment

台本を読んでみて=
「枯れ木も山の賑わい」

稽古してみて=「枯れ木も山の賑わい」

この作品への意気込み=「年寄りの冷や水」

観に来てくださるお客様へ=「道の辺に清水流るる柳陰しばしとてこそ立ちどまりつれ」の心でご覧戴けますれば幸いです。

Profile

1976年、演劇舎螳螂の立ち上げに参加。以降、舞台を中心に活動を開始。『兄おとうと』を始め、多くの井上ひさし作品に出演。近年の主な作品に、ドラマ『No Activity』シーズン2、『笑うマトリョーシカ』『日本統一 関東編』『ドラフトキング』、『理想的本箱』(ナレーション)、映画『若き見知らぬ者たち』『仕掛人・藤枝梅安』などがある。【主な舞台】『嫌われる勇気』『After Life』『きらめく星座』『野鴨-Vildanden-』『彼女を笑う人がいても』『森 フォレ』『モダンボーイズ』『ハムレット』『チック』『春のめざめ』『CHIMERICA チャイメリカ』『民衆の敵』『大逆走』『藪原検校』『あかいくらやみ~天狗党幻譚』など。新国立劇場では『トロイ戦争は起こらない』『あわれ彼女は娼婦』『東海道四谷怪談』『エドワード二世』『夢の裂け目』『山の巨人たち』『氷屋来たる』『箱根強羅ホテル』『浮標』『マクベス』に出演。

大歳倫弘 (ヨーロッパ企画) おおとし ともひろ

1985年7月30日生まれ。兵庫県出身。2005年、ヨーロッパ企画に参加。以後、作家として、ラジオの構成や、ドラマ・映画の脚本を数多く手がける。また、舞台の脚本・演出も行っており、2009 年から「ヨーロッパ企画 イエティ」名義で、プロデュース公演を定期的に上演しているほか、外部プロデュース公演でも活躍。近年の主な作品に、【映画】『たぶん杉沢村』(23・原作・脚本)、『にがくてあまい』(16・脚本)【ドラマ】『ポケットに冒険をつめこんで』(23・TX・脚本)、『こっちむいてよ向井くん』(23・Hulu・脚本)、『真夜中にハロー!』(22・TX・脚本)、『お耳に合いましたら。』(21・TX・脚本)【舞台】『ブラック・コメディ』(24・上演台本・演出)、『あいつが上手で下手が僕で』(23・脚本・演出)、『結婚しないの!?小山内三兄弟』(21・演出)、『ナナマルサンバツ THE QUIZ STAGE』シリーズ(21・19・18・脚本・演出)などがある。

演出・美術 小沢道成 おざわ みちなり

1985年10月17日生まれ。京都府出身。演出家・脚本家・俳優。自身が主宰する「EPOCH MAN」では出演のほか脚本・演出・美術・企画制作なども手がける。21年上演の『オーレリアンの兄妹』が第66回岸田國士戯曲賞最終候補作品に選出。23年上演の『我ら宇宙の塵』が第31回読売演劇大賞「優秀作品賞」「優秀演出家賞」「最優秀女優賞(池谷のぶえ)」の3部門を受賞。近年手掛けた作品に陣一人芝居『slip skid』(脚本・演出)、東洋空想世界『blue egoist』(脚本)など。